お気に入りの本・よく見る本(2011/12/30現在)

『スズメ、ハト、カラス』
谷口高司・絵と文
さ・え・ら書房
どういうわけか、鳥見にはまる前から家にありました。都会でも見られる身近な鳥、53種類を紹介した本。子ども向きの本ですが、何回も繰り返して読みました。いまは絶版のようです。
『フィールドのための野鳥図鑑・野山の鳥』
高木清和著
山と溪谷社
バードウォッチングを始めて最初に買った本です。バードウォッチングの仕方、いろんな鳥の見分け方など、初心者・中級者にもわかりやすく書かれています。A5判とちょっと大きいので、フィールドには持って行きにくいです。
おなじシリーズに、『水辺の鳥』があります。
『野鳥282』
上田恵介・解説
和田剛一・写真
小学館
表紙のコマドリの写真がかわいいポケット図鑑です。わたしの好きな和田剛一さんの写真です。わたしが鳥撮りをはじめたころは、この282種類の鳥でほとんど間に合っていて、フィールドにかならず持って行きました。
『フィールドガイド日本の野鳥』
高野伸二著
日本野鳥の会
バードウォッチングをする人ほとんどが持っているイラスト図鑑の定番だと思います。鳥の見分け方のツボが書いてありますが、よく分からないところ、はっきりしないところもあります(^_^;)。もう少し分かりよいものがあったらなぁと思います。
『カラー名鑑・日本の野鳥』
高野伸二編
山と溪谷社
こんな写真が撮れたらなぁというような写真がいっぱいです。でも、たまに、「わたしのほうがいい」と思うこともあって、励みになります(^_^)。

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『全集・日本野鳥記全12巻』
講談社
この全集を古書店で手に入れたときは、うれしかったです。むかしの人、いまの人たちが、どうやって鳥と付き合ったのか、鳥を研究したのかがよく分かり、わたしにとって貴重な本です。(画像クリックで、拡大画像があります。
『野鳥のくらし』
和田剛一/文・写真・映像
偕成社
わたしの好きな和田剛一さんの本です。子ども向きの本であり、値段が4500円もしますが、鳥見趣味の大人には十分見応えします。映像の入ったCD-ROMもたのしいです。
『鳥博士と魚先生』
内田清之助・末広恭雄著
筑摩書房
オビに「詩情と風格」とあるように、鳥と魚、その道の達人が語り合う、とても読み応えのある本です。昭和29年の本で、もちろんいまは絶版。古書店で入手しました。
『WING野鳥生活記』
和田剛一/文と写真
小学館
写真を見るだけで、うっとりしてしまいます。自分もこういう写真を……というふうには、ぜんぜん思わずに、ただただ、いいなぁと思うだけです。
『わたしのスズメ研究』
佐野昌男著
さ・え・ら書房
身近なスズメについて、いろいろ観察・研究した著者の息づかいが聞こえてくるようなすばらしい本だと思います。スズメのこと、まったく自分が知らないことを教えてくれました。
『SING野鳥同棲記』
和田剛一/文と写真
小学館
2つ上の『WING野鳥生活記』の続編です。ただただ、いいなぁと思うのは、前の本と同じです。前者は横書きでしたが、こちらは縦書きで変化を持たせています。
『鳥のおもしろ私生活』
ピッキオ編著
主婦と生活社
軽井沢に鳥見に行くときでなくても読むとおもしろいです。1種類の鳥について、鳴き声、みつけ方、生活の3つを紹介しています。「人気と魅力」のコラムもおもしろいです。
『鳥の雑学事典』
山階鳥類研究所著
日本実業出版社
雑学というと、どうでもよいようなことをいろいろ蘊蓄をたれるような印象がありますが、さすが、山階鳥類研究所著となると、いろいろ深いお話があって、おもしろいです。
『わたしのカラス研究』
柴田佳秀著
さ・え・ら書房
カラスのあれこれを、楽しく紹介しています。わたしはカラスに蹴りを入れられたことがあるのですが、その理由もよくわかりました。それにしても、あの蹴りは貴重な体験だったと思います(^_^;)……あと、わたしの貴重な体験に、トラにおしっこをかけられたというのがあります(^_^;)。
『いろいろたまご図鑑』
ポプラ社
鳥見の人にはあまり知られていない本だと思います。野鳥のほか、昆虫やクモ、魚などのたまごをいろいろ紹介しています。特に、野鳥のたまごは、見てはいけない禁断の巣の中なので、この本で見るといいと思います。野鳥の卵にいちばんページを割いています。
『日本の野鳥』
叶内拓哉/写真・解説
山と溪谷社
写真のハンディ野鳥図鑑の定番かと思います。ただ見るだけでもたのしいですが、自分の撮った鳥写真がなんだか分からないときにお世話になっています。インターネットの写真によい写真が増えてきたので、同定のためとしての役割は減ってきたかもしれません。
『日本の野鳥590】
真木広造/写真
大西敬一/解説
平凡社
上記の本と併用しています。どちらの内容が良いとはいえませんが、老眼の目には、こちらのほうがデザイン的、読みやすさで勝っています。写真については、上記のほうが勝っていることが多いかもしれません。
  『日本の野鳥650】
真木広造/写真
大西敬一/解説
平凡社
 
上記の本から14年たって、掲載数は70種類増えました。写真の質も、だいぶ上がりました。両方とも「決定版」とうたっていますが、それは、“その時点の決定版”と言うことなのでしょう。写真は、やはりプロはすごいです。
『聴いて楽しむ野鳥100』
山岸哲/著
藪内正幸/作画
インプレス
副題に、「野鳥おもしろ雑学事典」とありますが、この本の価値は、藪内正幸氏の絵にあると思います。モノクロのペン画ですが、とてもすばらしいです。藪内氏は、2000年に60歳という若さで亡くなりました。彼の作品を展示した美術館が山梨県の小淵沢にあります。
http://yabuuchi-art.jp/
『森の野鳥を楽しむ101のヒント』
日本林業技術協会編
東京書籍
「日本林業技術協会」というわたしの知らない団体が編纂した本ですが、知る人ぞ知るこの「101のヒント」シリーズは大いに評価されているようです。
へー、おもしろい、知らなかった〜という話題がたくさん。お買い得の本だと思います。
講談社の動く図鑑MOVE
『鳥』
DVD付き
講談社
講談社のこの図鑑シリーズはとても売れている……何しろ値段が安い。27*22p大型カラーの図鑑が60分動画DVD付きで2100円……が一番かも。
内容は玉石混交。知らない鳥、見たことのない鳥もたくさん……かと思うと自分の撮った写真のほうがずっといい、と思うのもあったりします。

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