休耕田のシギチ(稲敷郡、2007/08/25)

干潟のシギチも良いけれど、緑のないのがさみしい。やはり、干潟にも田んぼにもくるシギチは田んぼで撮りたいと思い、少し遠かったけれど(車で1時間40分ぐらい)、茨城にある有名な休耕田に行ってきました。休耕田が増えると鳥見にとってはうれしいのだけれど、農地税制とかがからむので、来年以降増えるのか、減るのかは流動的です(^_^;)。
キョウジョシギといえば、赤茶色があると思っていたら、こういう黒いのもいることを初めてしりました。

キリアイがすぐそばにきました。5、6メートルといったところでしょうか?……そういう近い鳥は、動きが速く、また、デジスコではフレームに入りにくいのがつらいです。シギチの撮影は、かなり遠い鳥と、すぐ近くに来る鳥がいて、両方撮ろうとすると、今回のように失敗するかもしれません。……この日は常用の20倍接眼レンズをやめて、30倍を選んでしまいました。その結果、ボケボケブレブレの写真になりました(/_;)。

遠くのほうに、エリマキシギが来ました。いないなぁと思っていると、いつのまにかいるのが不思議です。ちょっと目を離したすきに、鳥の種類が変わるのが、シギチ観察の醍醐味かもしれません。

一か所の休耕田で、こんなにたくさんの種類のシギチがいるのは、とてもめずらしいことなのだそうです。わたしは観察できませんでしたが、ウズラシギやタカブシギなどもいたとのことでした。それにしても、今年のように暑い日が続くとき、何も日を遮るものがない田んぼでの撮影は、単に暑いというよりも、少し恐くなるほどでした。水とお茶を合計、1.5リットル以上飲みました。
ムナグロがいちばんいっぱいいたのですが、帰ってから確認したら、あまり撮影していませんでした(^_^;)

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