サンカノゴイ


◆2003年も暮れ、東京の光が丘公園に、サンカノゴイという珍鳥が来て、バードウォッチャーのあいだに大フィーバーがおきました。でも、わたしは、そういったフィーバーからちょっと引く性格なので、知らない振りをしていました(^_^;)。
◆今年になり、そういったフィーバーが少し収まってきたというので、出かけてみました(^o^)/。ところが、フィーバー収まったというのには理由があって……、見たい人は見終えたということの他、サンカノゴイがしだいに人の前に姿を見せなくなってきていたのでした。

あ、出た!という声に、バードウォッチャー達が一斉に目ざめました。わたしも4時間以上待っていたので(途中、ちょっと近所を回っていましたが(^_^;))、おお、やっと出たかと、双眼鏡でさがしました。ところが、わたしの目には見つかりません。人から教わってようやく確認できたのは、左の写真のようなサンカノゴイでした。……アシのかげに隠れていて色もアシにそっくり。……動かない限り、見つけるのは困難です。そして、こんな状態が20分ほど続きました(^_^;)。

サンカノゴイがアシのかげに隠れ続けているとき、「フクロウが○○に来ている」という情報が入り、何人かのバードウォッチャーがサンカノゴイをあきらめて、そちらに移動しました。しかし、その直後、ついにわたしたちの目の前にサンカノゴイがその姿を現したのでした。(^o^)/。
時間にして合計3分ほどだったでしょうか。でも姿を見ることができると、寒い中を4時間以上待ったことも忘れ、至福の時を過ごしたのでした(^o^)/。
左は飛び出すために、アシに登ったところ。それ以外は、アシに擬態している写真です。(2004/01/25)
同じ場面、その後、他の人もネットに載せていました。……それによると、(あとの三枚の)首の毛を逆立てている写真は、カラスを威嚇しているのだということでした。わたしは、緊張しているのかと思ったのですが……(^_^;)。それはともかく、威嚇だとしても、姿勢と目つきが可愛くて……。この写真、見るたびに、にこにこしてしまいます(^_^)。……2004/01/29記


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